北国街道米原宿は旅館かめやのみせさきにみちしるべがあって、「右中山道はん八さめかゐ|左北陸道なかはまきのもと」ってかいてある。直進が中山道につながるみちで、北国街道はここで鈍角に左折。「はん八さめかゐ」ってのは中山道番場宿(ばんばじゅく)と醒ケ井宿(さめがいじゅく)のことで、「なかはまきのもと」は長浜ときのもとのこと。
わきに説明がきがあって、こうかいてある。
江戸時代后期
総高145.0センチこのみちしるべは北陸道と中山道への連絡路の分岐点に建立されたみちしるべである。花崗岩製で、1846年に再建されたものであるが、江戸時代の交通史上、貴重なみちしるべである。4面のうち3面につぎの銘文がきざまれとる。
1991年3月
〔2022年9月15日訪問〕