米原宿かめやのみちしるべ

2022.9.15 (55) 米原宿 - かめやのみちしるべ 1500-2000
2022.9.15 (54) 米原宿 - 旅館かめや 1980-1480

北国街道米原宿は旅館かめやのみせさきにみちしるべがあって、「右中山道はん八さめかゐ|左北陸道なかはまきのもと」ってかいてある。直進が中山道につながるみちで、北国街道はここで鈍角に左折。「はん八さめかゐ」ってのは中山道番場宿(ばんばじゅく)と醒ケ井宿(さめがいじゅく)のことで、「なかはまきのもと」は長浜ときのもとのこと。

2022.9.15 (56) 米原宿 - かめやのみちしるべ説明がき 2000-1490

わきに説明がきがあって、こうかいてある。

米原市指定文化財(有形民俗資料)

北陸道中山道分岐点道標

江戸時代后期
総高145.0センチ

このみちしるべは北陸道中山道への連絡路の分岐点に建立されたみちしるべである。花崗岩製で、1846年に再建されたものであるが、江戸時代の交通史上、貴重なみちしるべである。4面のうち3面につぎの銘文がきざまれとる。

  • 東面=弘化三丙午年再建之
  • 南面=右中山道|はん八|さめかゐ
  • 西面=左北陸道|なかはま|きのもと

1991年3月

米原市教育委員会

〔2022年9月15日訪問〕