2020年9月15日、亀岡を訪問。亀岡市立図書館からみなみにすすんで、これからH商店街にはいっていくってとこで、ひだりにあった形原神社をおまいり。説明がきに、つぎのとおりかいてあるのをかくにん。
形原神社
1748年に丹波篠山から亀山藩へ入封(にゅうほう)した形原松平信岑(のぶみね)を主祭神とし、歴代藩侯をまつるやしろとして1880年に旧藩主をしのんで創祀されました。
正面に唐破風(からはふ)をもうけた門と透き塀(すきべい)にかこまれた一間社流造(いっけんしゃながれづくり)、銅板ぶきの本殿大棟の鬼板をはじめ随所に「八丁子」の紋がほどこされております。これは当社のなまえのゆらいとなった形原松平氏の家紋です。手水覆屋(ちょうずおおいや)のおにがわらには「〇のなかに利」の紋がみられますけど、これも松平氏の家紋です。
あきもふかまる10月はつかには、神幸祭として鍬山神社から「鍬山宮」と「八幡宮」の2輦の神輿が氏子域を巡幸し、御旅所として形原神社拝殿に出御されます。10月25日のほんまつりには、城下町のつじつじにたてられた山鉾(やまぼこ)のにぎやかなはやしにむかえられながら、城下町を巡幸し鍬山神社へ還幸されます。
ひとくちコラム
形原神社は、亀山城の三の丸、亀山藩の政務をとりおこなっとった御館(おやかた)ってよばれとった藩庁のみなみ、かつて大手門のあったひがしがわに位置します。
拝殿のみなみがわに隣接してまつられとる小社の稲荷社は、もともと御館内にまつられとったもんを、形原神社創建にあわせて移築されたもんです。