大樹寺(だいじゅうじ)は総門のなかに岡崎城がみえる。
いまにつたわる歴史的眺望
眺望ライン(ビスタライン)
- ビスタラインの「ビスタ」 は 「眺望展望」 を意味し、 大樹寺と岡崎城を結ぶ、標高差を利用した約3kmの直線を「眺望ライン(ビスタライン)」と呼んでおります。
- これは徳川3代将軍家光公が、家康公の17回忌を機に、「祖父 生誕の地を望めるように」との想いを守るため、徳川家の祖先、松平家の菩提寺である大樹寺の本堂から山門、総門(現在は大樹寺小学校南門)を通して、その真中に岡崎城を望むように伽藍を整備したことに由来しております。
- 時は移り、岡崎城も再建されましたが、大樹寺と岡崎城を結ぶ歴史的眺望は往時のままで、門越しに望む岡崎城は、まるで額のなかの絵のようです。
岡崎市
〔2023年2月28日訪問〕
【川向いきバスと大樹寺のたび】