由乃伎神社(ゆのきじんじゃ)境内の大池社

2023.2.9 (24) 由乃伎神社境内 - 大池社 2000-1500

愛西市は柚木(ゆぎ)のごうに由乃伎神社(ゆのきじんじゃ)っておみやさんがあって、ほの境内のひだりおくに大池社ってやしろがあるだけど、説明がきにつぎのようにかいてある。

大池社の歴史

  • 1728年3月18日に大雨により、佐屋川の堤防が、現在の津島高校付近で切れる。
  • 300mほど東方の低地に水が溜まり、面積約1町6反歩の大池となる。
    2023.2.9 (25-1) 由乃伎神社境内 - 説明がき(大池) 770-580
  • 1931年時局が徐々に厳しくなった折、食料増産のため埋め立てて、水田とする計画が持ち上がる。
  • 1936年11月16日真夜中に池の主である白馬の霊を鎮める儀式を行なう。(短剣と赤飯を沈める)翌17日に地鎮祭が行なわれる。
  • 1937年2月12日本殿の西に大池社として祀られる。

佐屋三里のわたしのある佐屋川ってまちがいなくあっただ。

◇            ◇

2023.2.9 (25) 由乃伎神社境内 - 説明がき 2380-1800

ほか、説明がきには、献馬の碑と御鍬祭のことがそれぞれつぎのようにかいてある。

「献馬の碑」の碑文

  • 1936年5月、大坂市中島末次郎氏の一寄進により、あたかも今にも空に駆け昇るが如き偉大な青銅製の駿馬(しゅんめ)が奉納され境内も一新した。然るに思いもよらざりき第2次世界大戦の勃発により、1944年秋、この献馬も最期のご奉公に献納された。
  • ここに中島末次郎氏の遺徳に顕彰し、「献馬の碑」を建つ。

1969年2月26日

御鍬祭

  • 御鍬祭とは、農具の鍬を神として祀り、柿の木でこしらえた鍬形を御輿に納め、行列を組んで村内を練り歩き、五穀豊穣を祈願する祭り。
  • 概ね60年を周期に行なわれます。

1947年の記念写真
2007年の記念写真

宮司 伊藤祥文
由乃伎神社役員 山田昌彦
山田幸
大橋功治
服部正
服部洋文
高木健治
2022年12月吉日

〔2023年2月ここのか訪問〕


【佐屋路を埋田おいわけから佐屋三里のわたしまで】