佐屋路(さやじ)は神守宿(かもりじゅく)。中町(なかまち)から上町(かみまち)にはいってT字につきあたったとこに「神守のしゅくばあとの説明がき」がたっとって、つぎのようにかいてある。
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江戸時代、東海道の宮(熱田)の宿場から桑名の宿場への七里の渡しにかわる脇街道として佐屋街道が利用されとった。万場の宿と佐屋の宿との間があまりにも長かったため1647年に「神守の宿(かもりのしゅく)」が定められた。
この宿場は古い憶感神社(おっかんじんじゃ/おかみのじんじゃともいわれとった)を中心に宿屋、商家がたちならび近くの村々の手助けによって宿駅の仕事を果たしとった。
〔2023年2月みっか訪問〕