駿府城関連年表

駿府城はひがしごもんのなかに駿府城関連年表が展示してある。今川時代にはなく徳川家康がはじめてきずいたもんで、ほれも天正期と慶長期の2度にわたって築城しとる。

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駿府城関連年表

駿府城ひがしごもん展示資料〕

  • 解説
    • いつ築いたのだろう
      駿府城は大きく分けて2度築かれております。1度目は戦国時代末の天正期に、家康が五ケ国(駿河遠江三河、甲斐、信濃)を治める城として築城されました。2度目は大御所(幕府の将軍職を引退した人)となった家康によって江戸時代初めの慶長期に大改修が行なわれました。発掘調査でも天正期と慶長期の石垣が見つかっております。
  • 写真
    • 天正期の石垣
      • 「野面積み(のづらづみ)」という、あまり加工しとらん自然の石を使い、隙間を小石で詰めた積み方です。
    • 慶長期の石垣
      • 「打込接(うちこみはぎ)」という、ある程度形や大きさをそろえた割石を使用した積み方です。角の部分は長方形の石を組み合わせた「算木積み(さんぎづみ)」と呼ばれる積み方をしており、天正期よりも整っとる様子が分かります。

〔2023年1月13日訪問〕


【駿府城みてきた】