椿宮神明社社記

2023.1.11 (7) 椿宮神明社 - 本殿と拝殿 2000-1480

碧海郡(へっかいぐん)六ツ美(むつみ)は下青野(しもあおの)のごうに椿宮神明社(つばきのみやしんめいしゃ)っておみやさんを発見。

社記
鎮座地 岡崎市下青野町本郷1番地
社名 椿宮神明社
祭神 あまてらすおおみかみ
さるたひこのみこと
椿神社御祭神
由緒 往古今の六ツ美地区付近を日久良志の里と称し715年郷名に改むるに及び青海郷となる。此の青海郷に5郷あり。中島、青野、和田、占部、江原郷なり。葦一面に繁茂するより起れる名にして第29代欽明天皇の朝葦1万5千束を貢ぐと云ふ。其の后人口増加し土地開くるに及びて第40代天武天皇672年天照大御神を祭り前庭神社と称し奉る。三河国内神明名帳115社の一にして正五位下前庭天神とあるは即ち是なり。其の后源義経四天王の一人伊勢三郎義盛の子当字慈光寺開基者浄信は先住地伊勢の国鈴鹿郡鎮座の椿大神社の御祭神を相殿に啓き奉りてより宮を椿宮と称し奉る。1648年徳川幕府先規により社領3石を寄進せられしより累代之に準せらる。徳川家光の臣石川八左衛門重政の崇敬殊に厚く1623年社殿を造営す。棟札今尚在して宝物なり。后同人黄金1枚を献し社殿を修復し毎年祭資を奉献せらる。1838年増上寺大増正明与上人灯篭1対を寄進せらる。1872年10月14日村社に列せられ1907年10月26日神饌幣帛料供進に指定せる。
境内地 824坪
氏子戸数 186戸 新居120戸
本郷66戸
例祭日 10月18日
末社 天神社 祭神:このはなのさくやびめ(下青野天神に鎮座ありしが1956年6月28日合併)
八幡社 祭神:ほむだわけのみこと(八幡宮
祭神:くくりひめのみこと(白山社)
祭神:すさのおのみこと(津島社)
弁天社 祭神:いちきしまひめのみこと
社口社 祭神:さるたひこのみこと
1983年10月2日
社務所
寄進者 伊奈実、牧野栄次郎、宮本一彦、宮本敏保

2023.1.11 (1) 椿宮神明社 - 社記 1940-1450

2023.1.11 (2) 椿宮神明社 - 社記うらめん 1600-1200

〔2023年1月11日訪問〕


【椿宮神明社】