〔由緒がき〕 〔掲示板〕 〔名古屋市教育委員会の説明がき〕
〔拝殿内の由緒がき〕 〔史跡散策路地図かんばん〕
由緒がき
いりぐちのとりいをくぐったすぐひだりに、由緒がきがある。
熱田神宮摂社
ひかみあねごじんじゃ
ご祭神 みやずひめのみこと
- 当神社はむかしから「おひかみさん」としたしくよばれ、尾張氏の祖神として、大高町はもとより、ひろく当地方一円のひとびとからあつい崇敬をあつめております。
- ご祭神のみやずひめのみことは、尾張のくにをおさめておられたおとよのみことのむすめで、古代ずいいちの英雄とたたえられたやまとたけるのみことが東国平定からの帰途、この地にとどまられたときに結婚されました。ほのあと、やまとたけるのみことが伊勢のくにののぼのでなくなられてからは、やまとたけるのみことから託されたくさなぎのみつるぎをこの地でおまもりしてこられましたが、やがてみつるぎを熱田の地へおまつりされ、熱田神宮ご創祀のとうといみちをひらかれたかたです。
- ご社殿は、おとよのみことのやかたあと(現在のもとみやの地)に、仲哀天皇4年(西暦195年)に創建、持統天皇4年(西暦690年)に現在の地に遷座されました。以后、延喜式(西暦927年)の小社に列せられ、江戸時代の西暦1686年には、幕府によってご造営がおこなわれるなど、あつい処遇をうけてこんにちにいたっております。
例祭 10月第1にちようび 太々神楽 3月最終にちようび 頭人祭 5月むいか おたうえまつり 6月第4にちようび
掲示板
なかのとりいてまえみぎがわに掲示板があって、ひかみあねごじんじゃの説明がきと熱田神宮主催文化講座の案内がある。
- 熱田神宮摂社 ひかみあねごじんじゃ
- ご祭神 みやずひめのみこと
境内末社 もとみや ご祭神 みやずひめのみこと 神明社(しんめいしゃ) ご祭神 あまてらすおおみかみ 玉根社(たまねしゃ) ご祭神 すくなびこなのみこと 境外末社 朝苧社(あさおしゃ) ご祭神 ひかみうばのみたま
ひかみあねごじんじゃのおもな祭典 月次祭(つきなみさい) まいつきついたち
(元旦をのぞく)10時 太々神楽(だいだいかぐら) 3月最終にちようび 14時 頭人祭(とうにんさい) 5月むいか 11時 大高斎田(おおだかさいでん)
おたうえまつり6月第4にちようび 10時 大高斎田(おおだかさいでん)
抜穂祭(ぬいぼさい)9月28日 11時 例祭(れいさい) 10月第1にちようび 14時30分 ◇ ◇
2022年度熱田神宮文化講座
名古屋市教育委員会の説明がき
ひかみあねごじんじゃ
熱田神宮摂社で祭神みやずひめのみことをまつる。「寛平熱田縁起」によれば、やまとたけるのみことを、たけいなだねのみことがほがみ(いまの大高町)におむかえしたとき、いもうとのみやずひめをきさきとされ、東征の帰途にもたちよられ、くさなぎのつるぎをとどめられたという。仲哀天皇4年(西暦195年)、やかたあとに社伝をもうけてひめをまつったのが起源で、持統天皇4年(西暦690年)に現在地にうつったといわれる。
拝殿内の由緒がき
拝殿どまのひだりうえのかべに、由緒がきがある。
ご祭神 みやずひめのみこと
古代尾張の開拓神であったあめのほあかりのみことの子孫で尾張のくにのみやつことしてひかみの地を本拠としとったおとよのみことのむすめで、古代ずいいちの英雄とたたえられたやまとたけるのみことが東国の平定の帰途、この地にとどまられたさいに結婚され、やまとたけるのみことの薨去后くさなぎのみつるぎを奉斎守護してやがて熱田神宮ご創祀へのとうといみちをひらかれたかたであります。よく民生の安定と郷土の発展につくし、敬婦のかがみとあおがれひろく崇敬と信仰をあつめとる。
史跡散策路地図かんばん
ひかみあねごじんじゃがにしにめんする道路のわきに、史跡散策路地図かんばんがたっとる。
史跡散策路 - 大高城下コース