新馬場神明宮(しまんばしんめいぐう)の由緒がき

郷社神明宮と猩々

  • この郷社は、1929年に着工し、1931年4月ようかに竣工された。この神社は、神明づくりといわれ、近郷に類をみんりっぱなつくりである。上棟式には、2万人ものひとでがあり、付近のたやはたけまでひとであふれたという。造営費は、現在換算で、およそ5億円といわれ、昭和初期の不景気のなかで、わずか80戸たらずのちいさなむらでの大事業は、かみへの信仰のふかさをものがたっとる。
  • 当神社には、この地方にはめずらしい「猩々(しょうじょう)」がある。中国の伝説上のけもので、かたちは人間ににて、ひとのことばを理解し、さけずきという。猩々にさわられるとまよけになるとつたえられとる。猩々は、せたけがたかくひとの1.5倍くらい、かみはちゃいろでながく、にやけたあからがおで、わたいれのきもんをきてしりばしょりをし、したむきのしろいめが印象的である。
    2021.3.25 (25) 新馬場神明宮 - 説明がき 1980-1480

2011年度わくわく事業活動
ザ・めがわ塾

2021.3.25 (34) 新馬場神明宮 - 拝殿 1980-1480

〔2021年3月25日訪問〕