三河鉄道株式会社『第3回~第10回報告』
1913年~1917年(※ 年2回 × 4年間=8回)
(豊田市中央図書館蔵)
- 第3回=1913年6月1日~11月30日
- 刈谷駅以南工事は線路および停車場ほとんど竣成
10月10日から軌条布設
- 第4回=1913年12月1日~1914年5月31日
- 第5回=1914年6月1日~11月30日
- 知立~挙母間は工事設計の協議を了し全線のはばぐいうちおわり、起工しうべく準備
- 第6回=1914年12月1日~1915年5月31日
- 第7回=1915年6月1日~11月30日
- 刈谷駅以北知立間は院線こせんきょう架設のごとき一大難工事
知立~大浜間竣工
- 第8回=1915年12月1日~1916年5月31日
- ヨーロッパ戦乱の余波は一部市況に活気をあたえたが、いまだもって地方におよばず
- 第9回=1916年6月1日~11月30日
- 8月31日、知立~挙母間竣工期限延期および挙母~越戸間着工期限延期申請書を提出
- 第10回=1916年12月1日~1917年5月31日
- 知立~挙母間および挙母~越戸間は線路の一部変更を要すべきかしょあるをもって再測量をなし目下これが変更出願準備中
- 所有車両=36両(機関車=4両、2等手荷物合造客車=2両、3等客車=8両、有蓋貨物緩急車=4両、貨車=18両)
〔豊田市近代の産業とくらし発見館〕
〔2021年1月じゅうよっか訪問〕