奥殿陣屋資料展示室に奥殿藩歴代藩主の業績についての説明がきがあって、つぎのようにかいてある。
◇ ◇
歴代藩主の業績
- 初代真次(さねつぐ)(1577~1646)
- 大給松平(おぎゅうまつだいら)本家5代真乗(さねのり)の二男に生まれ、兄の家乗(いえのり)に従って大給から家康の関東移封により上州那波城(なわじょう)に移り、1601年には美濃岩村城に入る。その后将軍秀忠に仕えて大坂両度の陣に活躍して1千石を与えられた。続いて1627年に2千石、1635年には4千石の加増があり、いずれも三河の旧領拝領を願って許された。この時より奥殿(おくとの)周辺を知行することになった。(大番頭/おおばんかしら)
- 2代乗次(のりぐつ)(1632~1687)
- 1646年養子乗真(のりざね)に足助周辺3千石を分与、奥殿周辺4千石を継ぐ。1682年丹波国で2千石加増。その后大坂定番となるに及んで摂津国・河内国で1万石加増され、大給藩となる。(大坂定番・二条城番・留守居役)
- 3代乗成(のりしげ)(1658~1703)
- 1693年摂津・河内にあった1万石の対地が常・・・
〔2023年2月28日訪問〕