松木島のえきの模型 - 2022年4月21日

2022.4.21 (3) 松木島駅の模型 1600-1130

神谷駅松木島駅)の模型
(1927年当時のイメージによる)

1926年、神谷伝兵衛のせいたんの地である松木島まで三河鉄道が延伸した。伝兵衛は生前、大浜町から蒲郡町まで三河鉄道の布設申請をおこなっとったが、死后4年をへてようやく大浜港から松木島への延伸がかなう。ほの功績をたたえて、駅名も神谷駅とされた。

神谷駅の設計は、刈谷市亀城尋常高等小学校(いまの刈谷市郷土資料館/登録有形文化財)の設計をてがけるなど、愛知県下西三河を中心にかつやくした大中肇(おおなかはじめ/1886~1950)による。当時、当地ではまだめずらしかった鉄筋コンクリートづくりで、駅舎内には駅長室となりにきひんしつがもうけられ、専用のいりぐちからきひんしつまであかいじゅうたんがひかれとった。
2022.4.21 (2) 松木島駅の模型 - 説明がき 1360-560

この神谷駅の設計図(複製4分の1サイズ/原本は刈谷市歴史博物館蔵)は、正面のガラスケースに展示しております。

2022年4月21日、一色まなびのやかたで開催の神谷伝兵衛展に、松木島のえきの模型をみてきた。