あんじょうえきまえの丸碧の倉庫

2019.9.1 (3) あんじょうえきまえ - 丸碧倉庫 2000-1500

あんじょうえきまえに丸碧こと碧海郡購買販売くみあい連合の倉庫があった。いまはむかしだ。


(さんこう)

  • 三河知立にいってきた - 2019年6月いつか - あきひこゆめてつどう|2019/07/21
    • さて、かいさつをでたとこで、えきのまんまえにふるいたてもんを発見。ひろいしきちのなかに、なかにわをかこむように木造かわらやねのおおきなたてもんがいくつかあるだ。みちに面したがわの中央には、はばのひろい鉄製の門。いや、これまでにもきづいてはおっただけど、こんかいあらためてしっかりみてみる。
    • みおわってえきにもどったとこで、このたてもんがなんなのか知立市役所にといあわせてみると、「住宅地図でみて、名古屋椅子工業の倉庫だ」ってこたえてくれる。いや、ほんなことか。こんどは知立市歴史民俗資料館にといあわせてみると、「丸碧(まるへき)の農業倉庫だった」ってこたえてくれる。丸碧ってのは碧海郡購買販売利用組合連合会のことだ。戦前、農都っていわれて繁栄したあんじょうに本拠地をおいて、碧海郡で生産するこめや鶏卵の共同販売をおこなった団体だ。碧海郡は、あんじょうし、知立市刈谷市高浜市碧南市の5市全域のほか、豊田市のうちの上郷地区と高岡地区、岡崎市のうちの矢作地区と六ッ美地区、西尾市のうちの米津地区をくわえたひろい区域だ。いや、ひょっとして丸碧による共同販売と三河鉄道による貨物輸送と、往時は関係があったのかもしれん。これを宿題として、かえりの電車にのる。
  • 1934年の碧海郡(へっかいぐん)の地図 - あきひこゆめてつどう|2018/02/16
    • ふるゐのえきがある。古井産業くみあいがある。あんじょう城址がある。みなみあんじやうのえきがある。農場がある。丸碧連合会がある。あんじょう町農会がある。碧海郡農会がある。1934年の碧海郡(へっかいぐん)の地図だ。
  • 日本デンマーク物語 - 安城市図書情報館
    • 当時、碧海郡は日本一の養鶏地といわれ、その発展はめざましく、農家収入の重要な部分をしめるまでになりました。鶏卵の販売は当初、個人販売と各集落の養鶏組合による共同販売の方式を取っていましたが、1923年、代金回収の円滑化をはかるため、碧海郡購買販売組合連合会(略称丸碧)が、鶏卵販売の一切を行うようになりました。丸碧では、各農家から集卵され、大きさごとに選別されたものを、丸碧の商標入りの箱につめ、安城駅から貨車1両に積み、毎日、東京市場に運んだといいます。
  • 人物で語る日本デンマーク
    • 岩瀬和市(いわせわいち)は、1928年に第4代丸碧会長となり、その運営をになうことになった。
    • 丸碧の事業は、鶏卵、生鳥、だいこんきりぼしの販売、米麦の保管、販売、肥料、飼料の購買などであったが、なかでも丸碧のなをとくに有名にしたのは鶏卵の販売であった。