東海道を三王山(さんのうやま)のふもとからみなみにあるいて、鳴海宿にはいるとこに丹下町常夜灯がある。
丹下町常夜灯
- 鳴海宿のにしのいりぐち丹下町(たんげちょう)にたてられた常夜灯である。
- おもてに「秋葉大権現」、みぎに「1792年」、ひだりに「新馬中」、うらには「願主重因」とほられとる。
- 1792年、篤志家の寄進により設置されたものである。
- たびびとのめじるしやしゅくばのひとびとおよび伝馬の馬方衆の安全と火災やくよけなどを秋葉社に祈願した火防神(ひよけのかみ)としてたいせつな存在であった。
- 平部町(ひらぶちょう)常夜灯とともに、鳴海宿のにしはしとひがしはしの双方にのこっとるのは、旧しゅくばまちとして貴重である。
〔丹下町常夜灯 ← 【鳴海宿】 → 平部町常夜灯〕※ 丹下町、平部町の「町」を「ちょう」ってよんだけど、かくにんしたもんじゃない。
〔2021年5月むいか訪問〕