呼続にある東海道宿駅制度制定400年記念碑

2021.5.6 (53) 熊野三社 - 東海道のいしぶみ 2000-1500

東海道呼続2丁目(よびつぎにちょうめ)、熊野三社(くまのさんしゃ)のいりぐちに東海道宿駅制度制定400年記念碑があって、つぎのようにかいてある。

2021.5.6 (54) 熊野三社 - 東海道のいしぶみ 1720-1180

宿駅制度制定400年記念碑

古来、呼続一帯は四方をかわとうみにかこまれた、巨松のおいしげる陸のうきじまとして、「松巨島(まつこじま)」とよばれ、尾張の名所であった。ここは東海道が南北にとおり、これに鎌倉街道が交差しとる。にしがわのいそはまは「あゆち潟」とよばれ、これが「愛知」の地名の起源になったといわれとる。

芭蕉は「寝覚めの里よびつぎ」とかきしるし、この地に足跡をのこしとる。また、山崎の長坂(いまより急坂であった)に接する山崎の立て場(たてば)は、宮の宿への往還の地としてにぎわい、宮の宿よりわたしぶねの出港をよびついだことから「よびつぎ」のながあるともいわれとる。

2001年吉日

名古屋市呼続学区

2021.5.6 (54-1) 熊野三社 - 東海道のいしぶみ 400-930

〔2021年5月むいか訪問〕


(さんこう)