みがきずなと亜炭 - 挙母駅開業100年展

2021.1.14 (90) みがきずなと亜炭 1980-1460
粉石鹸入みがき粉(昭和期)【ひだり】
宮口町(みやぐちちょう)で採掘された磨砂(みがきずな)でつくられた製品です。
亜炭【みぎ】

三州産/天然珪砂/みがき砂
磨砂(みがきずな)の商標
挙母(ころも)の磨砂を出荷するための商標です。ひだりうえに「三州産」とかかれております。卸用(おろしよう)の原料袋(18kg入)のかみぶくろにはりつけられました。
磨砂(みがきずな)と亜炭(あたん)
磨砂は、天然の研磨剤として清掃などに利用されました。挙母の磨砂は、粒子がこまかいと評判がよく、明治から昭和期にかけて全国に出荷されました。
亜炭は、石炭の代用品としてつかわれました。
磨砂、亜炭ともに、およそ3万年まえのおんたけさんの噴火によって生成されました。

豊田市近代の産業とくらし発見館〕
〔2021年1月じゅうよっか訪問〕