2019年11月13日、東海道を牛田から知立宿にむかってあるいていくとこで、明治用水をわたる西井筋橋のひがしづめにいしぶみを発見した。ひがし面には「八橋山無量寿寺(やつはしさんむりょうじゅじ)」ってかいてあるのか。かきつばたで有名なおてらで、こっから東北方向にある。
きた面には「元禄2年3月吉日旅歌白」ってかいてあるのか。元禄2年は1689年で、まんだ明治用水のかげもかたちもない時代だ。
にし面には「天下和順」ってかいてあるのか。
みなみ面には「従是五丁北八橋業平作観音在」ってかいてあるのか。ほだってすると「これより500メートルきたに八橋の業平がつくった観音がある」っていうような意味になる。在原業平(ありわらのなりひら)はたしかに八橋のかきつばたをうたにうたったけど、観音のことはきいたことがない。
あと、はしにいしの欄干がついとるだけど、ほのひがしはしのみなみがわに「講和記念」っていう銘板がうめこんである。いま「講和記念」で検索してみると1895年の日清戦争の講和とかがでてくるだけど、はたしてどの戦争の講和のことか。