もとじゅくは、もとじゅくのえきをでてせんろぞいにちょこっとにしにいったとこに、「しぜんとれきしをはぐくむまちもとじゅく」ってかんばんがあって、つぎのようにかいてある。
しぜんとれきしをはぐくむまちもとじゅく
むらのうつりかわり
- もとじゅくはとうざいみかわのせっするちであり、おうこはうまやのごう、やまなかごうにぞくし、ならこどう、かまくらかいどうぞいのようちとして、ちゅうせいいこうはほうぞうじとともにはってんした。
- 1601ねんとうかいどうてんまのせいにより、おうかんすじにあたるもとじゅくむらもなみきまつ、いちりづか、たてばちゃやとちくじせいびがなされ、ふじかわじゅく、あかさかじゅくのあいだのむらとしてのきのうてきやくわりをはたしてきた。えどちゅうきいこう、ねんねんひとともののおうらいやりゅうつうがさかんになり、しゅくえきのじんばではたいおうできず、ばくふはこれをかいけつするため、めいれきねんかん(1655~1658)いこうすけごうのせいをさだめた。これによりもとじゅくはあかさかじゅくのすけごうむらとしてめいじしょねん(1868)にいたるまでじんばをていきょうした。
- 1802ねんもとじゅくむらかためいさいかきあげちょうにはつぎのようにしるしとる。「むらだか457こくあまり、むらうちおうかんどう19ちょうあまり、はば2けんはんから3げんはん、いちりづかなんぼくともえのき、おうかんそうじちょうばぶんたんむらおよびけんすう、すけごうじゅく、なみきまつけんすう、いえいまかず、たてばちゃや2かしょ、いえかず、しばたちぎょうしょ82、ほうぞうじりょう39、めいぶつはやなわ、もちだんご、わらじ、そのほか」とあり、とうじのむらのじょうきょうをしょうさいにしることができる。
- ぎょうせいのへんせんは、えどしょきはばくりょうとほうぞうじりょう、げんろく(1688~1704)いこうはばくりょうにかわるはたもとしばたしとのあいきゅうのむらとなり、いごめいじ(1868〜1912)にいたる。めいじしょきはみかわけんのかんかつ、ついでしずおかはん(けん)、ぬかたけんとうつり、1872ねんあいちけん、1878ねんもとじゅくむらこちょうやくば、1889ねんしちょうそんせいしこうにもとづきあいちけんぬかたぐんもとじゅくむらおおあざもとじゅくとなる。1955ねんおかざきしもとじゅくまちとなる。
- 1926ねんあいちでんてつ(いまのめいてつ)がかいつうした。それにともないもとじゅくえきがしんせつされ、もとじゅくはこのちいきのこうつうのきょてんとなった。
- はんめんかつてのたてばちゃやでにぎわったほうぞうじいとうはしだいにさびれ、えきまえをちゅうしんにまちがけいせいされた。
- おもてのみちとして、たようなやくわりをになってきたとうかいどうも、てつどう、ばすのしゅつげんによりおうじのおもかげをうしなっていった。
- そのあと、とうかいどうにかわるこくどう1ごうはだいどうみゃくとしてのやくわりをになってきた。1994ねん、こくどう1ごうのかくふくこうじがかんりょうする。これをきにみちとともにあゆみ、みちとともにきずきあげたもとじゅくのれきしとぶんか、それをとりまくゆたかなしぜんかんきょうにめをむけ、あたらしいじだいにたいおうするかつりょくあるまちもとじゅくのしゅっぱつてんにと、このじぎょうをけいかくすいしんしたのである。
1994ねん9がつ
こくどー1ごーもとじゅくちくとーかいどーるねっさんすじぎょーいいんかい
きょーどしもとじゅくけんきゅーかい
(2025ねん6がつはつか、きんようび、へいじつ)