あんじょうし指定史跡
東条塚(とうじょうづか)
1961年10月ついたち指定
- あんじょう城(あんじょうじょう)(安祥城(あんしょうじょう))をめぐる攻防戦の舞台となった古戦場のひとつです。1540年6月、尾張の織田信秀(おだのぶひで)があんじょう城を攻撃しました。北方よりおしよせた織田信秀と、しろからくりだしてたたかったという松平軍がたたかった主戦場は、あんじょう城きた方面の城代松平長家(まつだいらながいえ)(安城左馬助(あんじょうさまのすけ))は、このいくさでおおくの家臣とともに戦死しました。
- このいくさをふくめたいくどかの攻防戦の死者をとむらい、13のつかがきずかれました。この東条塚は、いくさの応援にかけつけた東条松平(西尾市吉良町)の康忠(やすただ)が戦死したばしょにきずかれたつかであるとつたえられております。
郷土の文化財をたいせつにしましょう
あんじょうし教育委員会
〔2021年3月30日訪問〕