しろいしっくいかべ。ろくしょうのふいたやね。はこだてやまのふもとにたつ、はこだてはりすとすせいきょうかい。なんちゅううつくしさだ。でも、せいようのきょうかいなのにどっかとうようっぽい。ほんどうのやねやかねつきどうのうえにあるねぎぼうずのせいだ。ちゅうきんとうからぎりしゃ、ひがしよーろっぱ、ろしあへとひろまったせいきょうかいには、とうようがたぶんにふくまれとる。
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じゅうようぶんかざい
はこだてはりすとすせいきょうかい
しゅのふっかつせいどう
- せいどうのがいよう
1860ねん、げんざいのはこだてはりすとすせいきょうかいのけいだいちに、しょだいろしありょうじかん、しさいかんなどとともにりょうじかんのふぞくせいどうとしてこんりゅうされたのがはじまりです。もくぞうでじゅうじかのかたちをしたせいどうはしゅのふっかつをきおくしてたてられ、「ふっかつせいどう」とよばれました。
しょだいせいどうは1907ねんにはこだてたいかでしょうしつしましたが、1916ねんににだいめとなるげんせいどうがさいけんされました。けんろうなれんがづくりのせいどうで、ないぶはたっかいまるてんじょうやとうじろしあからもたらされたいこん(せいぞう)やいこのすたす(せいしょう)が、がいぶはまっしろなしっくいかべやしょうろうとせいどうのろくしょうがふいたやねにどくとくのそうしょくですえられたじゅうじかなどがとくちょうです。
いこのすたすとせいどうは1983ねん6がつ、くにのじゅうようぶんかざいにしていされました。また、しょうろうのかねがりずむとともにめろでぃーをかなでることから「がんがんでら」としてしみんにしたしまれ、かねのねは「にほんのおとひゃくせん」にもえらばれております。 - しゅうきょうほうじん
はこだてはりすとすせいきょうかい - 〒040-0054
ほっかいどうはこだてしもとまち3-13 - でんわ:0138-23-7387
- はいかんけんきん:おとな200えん、ちゅうがくせい100えん、しょうがくせいいかむりょう
(ぶんかざいであるせいどうのいじのためにはいかんけんきんのごきょうりょくをいただいております)
- はりすとすせいきょうかいとは
「はりすとす」とは「きりすと」のぎりしゃごよみです。
わたしたちのせいきょうかいは、ろーまかとりっくきょうかいやぷろてすたんとしょきょうかいがにしよーろっぱをちゅうしんにひろがったのにたいし、きりすときょうがうまれたちゅうきんとうをちゅうしんに、ぎりしゃ、ひがしよーろっぱから、ろしあなどへひろがり、にほんへはばくまつにつたえられました。
20せいきのきょうさんしゅぎかくめいによりせいきょうかいもはくがいされ、おおくのしんとやせいしょくしゃがなんをのがれてせかいかくちにちらばっていきました。そのけっか、にしがわしょこくをはじめせかいかくちにせいきょうかいがせつりつされ、せいほうきょうかいしかしらんかったひとびとにもでんどうされるようになりました。せかいにはおよそ2おく2せんまんにん(2012ねんげんざい)のせいきょうとがおります。
せいきょうかいのしんとのせいかつのちゅうしんはせいたいれいぎです。まいにちようび(しゅじつ)としょさいじつなどにおこなわれるぶじで、びざんちんじだいにげんざいのかたちがほぼかくりつし、しょだいきょうかいからのでんとうとれいせいがしっかりたもたれております。また、かんこんそうさいなどせいかつにみっちゃくしたぶじとともに、くりすますやばざーなどかくしゅのぎょうじをとおしてしみんのかたがたとのこうりゅうもおこなわれております。 - にほんにおけるせいきょうかい
にほんのせいきょうかいはこのはこだてからはじまりました。のちのせいじんとなるしゅうどうしさいにこらいは、らいにちしてにほんへのせいきょうのでんどうをこころざしました。ばくまつ、はこだてでせいにこらいとであい、せいきょうのくんとうをうけたせんだいはんしらによって、しょきにはほっかいどう、とうほくをちゅうしんにさかんなでんどうかつどうがおこなわれました。
そのあと、せいにこらいはとうきょうをきょてんにぜんこくへせんきょうし、1891ねんには、とうきょうかんだににこらいどう(とうきょうふっかつだいせいどう)をこんりゅうし、こんにちもきょうだんのほんぶがおかれております。げんざい、ぜんこくには60をこえるせいどう、かいどうがあり、ひびいのりとでんどうかつどうがおこなわれております。はこだて、にこらいどう、とよはし、きょうとのかくせいどうはくにのじゅうようぶんかざいのしていをうけております。
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たてもんのいりぐちはにしめんにあって、かねつきどうのしたにあるげんかんからひがしむきにほんどうにはいっていくかたちだ。たてもんはへいめんずでじゅうじかのかたちをしとって、げんかんのとこがじゅうじかのねもとで、ほんどうのとこがじゅうじかのこうさぶぶんになる。
ほんどうにはいってみると、りっぱなけさをきたせいしょくしゃがいのりをやっとる。ろしあごとかじゃなくてにほんごのいのりだ。いや、ぶっきょうもみならうべきだ。ぶっきょうはいつまでちんぷんかんぷんなかんぶんのおきょうをつづけるつもりか。
おくのかべにせいじんのえがいっぱい。いのりをきいて、せいじんのえをみて、おごそかなきもちになる。
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せいどうないのかいせつ
- せいきょうかいのせいどうはひがしろーまていこくじだいのびざんちんけんちくようしきのでんとうをひきついでおります。6せいきにたてられたげんざいのいすたんぶーるのあやそふぃあはそのじだいのせいきょうかいのだいせいどうですが、じゅうじけいのうえにどーむのやねをかけたかたちです。とうきょうかいのせいしょのてんじょうもどーむをもしたやっつのきょくめんがあり、せいどうないはしせいじょ、せいしょ、けいもうしょのさんかしょのくかくをもち、ひがしむきにたてられ、でんとうてきなせいきょうかいのせいどうのとくちょうがみられます。
(2024ねん4がつ29にち、げつようび、はたび)