大高はにしぐちにたつ常滑街道のみちしるべ。「左ひらしま|右よこすか」ってかいてあって、常滑街道は、ひだりひらしまのほうにいく。ほいで、わきに説明がきがあって、つぎのようにかいてある。
新町西口地蔵尊(しんまちにしぐちじぞうそん)とみちしるべ
このおじぞうさまは、ここの地名から「折戸じぞう」ともいわれますが、ただしくは「新町西口地蔵尊」です。ここが新町の町内であることと、このあたりがにしぐちといわれとったからです。なお、いつたてられたかについてはわかっておりません。
みぎしたにはいしのみちしるべがあり、「左ひらしま|右よこすか」と刻字されております。
現在では明確なみちすじをしめすことができませんが、みぎの「よこすか」は「東海市横須賀で名和からうみぞいを横須賀方面へいく「常滑街道」をしめし、ひだり「ひらしま」は「東海市荒尾の平島」で、やまぞいを三ツ屋から半田街道へ合流するルートを案内しとるとおもわれます。
ここは、近隣有志のかたがたによって維持管理され、まいとし7月にじゅうよっかには地蔵盆の行事がおこなわれております。
大高歴史の会
〔2022年3月17日訪問〕