おぐまがわのわたしがあったさかいがわばしのみなみづめにあるふたつのせつめいがきのうち、ひだりがわにあるのがおぐまがわのわたしのせつめいがきで、つぎのようにかいてある。
◇ ◇
みのじのしせき
おぐまがわのわたし
- みのじがわきおうかんとしてさだめられたころ、さかいがわは「おぐまがわ」とよばれ、このとかにはじょうとせん2そうにせんどう7にんがあたり、だいみょうやきじんのぎょうれつがつうこうするときは、ふね28そうをならべたながさ22けんのふなばしがかけられた。
- おぐまがわとならんでながれとる「おおえがわ」は、げんざいのどうろきょうより50めーとるほどかりゅうにどばしがかかり、ここからちゃやしんでんのしゅうらくをへてすのまたがわすなわちながらがわをとせんでこえ、すのまたじゅくへといたっとった。
- おぐまがわすなわちさかいがわは、そのむかし「おわりがわ」とよばれ、みのとおわりのくにざかいのたいがであった。
- 1586ねん6がつにはっせいしただいこうずいで、ながれがげんざいのきそがわへいどうすると、このきそがわがみのとおわりのくにざかいとなり、はしましのぜんいきがおわりのくにからみののくにへへんにゅうされた。
- また、おわりがわはこのころよりとちのなにちなんで「おぐまがわ」とよばれるようになった。
はしましれきししせきけんしょういいんかい
◇ ◇
なるほど、おぐまがわはほのむかしは「おわりがわ」ってよばれて、みのとおわりのくにざかいをなしとっただ。したがって、はしましのくいきもおわりのくににはいっとっただ。
(2024ねん2がつ12にちほうもん)