鉄道の標柱

2021.4.6 (5) 週刊現代 - 鉄道の標柱 1540-2170

距離標、勾配標、曲線標、カントとスラック。鉄道の標柱にはいろいろあるもんだ。週刊現代「鉄道の記憶」でべんきょうしてみた。

往時のおもかげをたずねて
鉄道の「記憶」第268回「線路諸標」
しろじにくろもじの情報源、標柱

  • 線路わきには、速度制限などをしめすさまざまな線路標が設置されとる。
  • Lとかかれたものは水平をしめす勾配標。ほのみぎは「キロポスト」とよばれとる1号距離標。終点にむかって線路ひだりがわに設置され、線路の起点からのきょりを1キロごとにしめしとる。
  • ほのみぎの2号距離標は1号距離標同士の中間地点(0.5キロ)にたつ。さらにみぎのふたつは曲線標。曲線の始終点にあり、数字は曲線の半径をメートルであらわしとる。
  • 線路は列車が曲線をスムーズに通過できるように、曲線のそとがわをうちがわよりたかく布設したり(カント=C)、レール間隔をひろげたりするが(スラック=S)、いずれもほの寸法をミリであらわしとる。運転士や保線かかりへのたいせつな情報源だ。
〔ポイント〕
うえの写真の標柱は、JR梅小路京都西駅から徒歩2分のばしょに位置する京都鉄道博物館で展示されとる。
ひだりの写真の勾配標は、このうでぎがあがっとる地点から66.7パーミルののぼり勾配をしめしとる。碓氷峠鉄道文化むらのものだ。

さつえい=馬場典明さん