大友皇子御陵にある大友皇子の詩

大友皇子御陵のいしぶみのみぎに大友皇子の詩2首をかいたいしぶみがある。

2020.8.6 (13) 東大友町 - 『淡海朝大友皇子乃詩・二首』 1990-1490

淡海朝大友皇子乃詩・二首

2020.8.6 (14) 東大友町 - 『宴に侍す』 1130-760

宴に侍す(うたげにじす)

皇明日月と光らひ(こうみょうひつきとてらひ)

帝徳天地と載せたまふ(ていとくあめつちとのせたまふ)

三才並泰昌(さんさいみなたいしょう)

高国臣義を表わす(ばんこくじんぎをあらわす)

2020.8.6 (15) 東大友町 - 『懐を述ぶ』 1230-740

懐を述ぶ(こころをのぶ)

道徳天訓を承け(どうとくてんくんをうけ)

塩梅真宰に寄る(えんばいしんさいによる)

羞づらくは監撫の術無きことを(はずらくはかんぶのわざなきことを)

安ぞ能く四海に臨まむ(なにぞよくしかいにのぞまむ)

〔2020年8月むいか訪問〕