メッサーシュミットKR200

2019.6.30 (73) トヨタ博物館 - メッサーシュミットKR200 2000-1500

2019年6月30日、トヨタ博物館メッサーシュミットKR200をみた。透明な風防のついた、かわいらしい水滴がたの3輪車。いや~、これのったら、たのしいだらあな~。

2019.6.30 (74) メッサーシュミットKR200 - 説明がき 1200-830 2019.6.30 (75) メッサーシュミットKR200 - 説明がき 1230-700
メッサーシュミットKR200【空気抵抗がすくない水滴がた】
遊園地ののりもんみたいなかたちですね。クルマがたかくてなかなかかえんかった1950年代に、スクーターのようにてがるで、しかもあめのひにぬれんのりもんとしてまじめにつくられたクルマです。つくったのはメッサーシュミット社っていう航空機メーカーです。飛行機のようなかたちにはわけがあります。すくないパワーでも軽快にはしれるように、空気の抵抗をうけにくいかたちをしております。
ふたりのりで前后にいすがあります。よこはばをせばくしてかぜをうける面積をへらすためです。水滴がたの風防はかぜをなめらかにながします。これがあわのようにみえることから、バブルカーってよばれました。のりおりするときはよこむきにひらきます。クルマがちいさくてかるきゃエンジンもちいさくなり、つかう材料もへり、燃費もよくなります。このほかにも、しくみをかんたんにする工夫がいろいろとみれます。
いまのくるまとのちがいにびっくりしますけど、一般のひとのあしになってかつやくしました。ちいさくてかんきょうにやさしいクルマ、いまの時代にもあいそうですね。
メッサーシュミットKR200(1955年、ドイツ)
飛行機のコックピットのような軽量ボディーにこがた2サイクルエンジンを搭載し、シートは前后(タンデム)にもうけたマイクロカーで、第2次世界大戦后、庶民のあしとしてかつやくした。
全長2843ミリ、全幅1325ミリ、全高1285ミリ、車両質量242キロ、ホイールベース2096ミリ
エンジン形式:空冷単気筒2サイクル、総排気量191cc、最高出力10.2馬力/5250回転


(さんこう)