蒲郡(がまごおり)は上ノ郷城(かみのごうじょう)主郭に上ノ郷城跡を愛する会がたてた説明がきがあって、つぎのようにかいてある。
◇ ◇
上ノ郷城跡(かみのごうじょうせき)について
蒲郡市指定史跡
- 上ノ郷城の城主は鵜殿氏(うどのし)です。戦国時代、鵜殿氏は上ノ郷城をはじめ下ノ郷城(しものごうじょう)・不相城(ふそうじょう)・柏原城(かしわはらじょう)(以上すべて蒲郡市内)に分かれて住み、あたりを治めており ました。
- 1562年2月、上ノ郷城は、三河統一をめざす徳川家康によって攻め落とされ、城主の鵜殿長照(うどのながてる)は討ち死にしました。この城攻めは忍者が活躍したことで知られております。落城后、家康は新しい城主として配下の久松氏をおきました。
- 現在の城跡は、主郭(本丸)や土塁(敵の攻撃をふせぐ土手)の残りもよく、昔の姿をよくとどめております。蒲郡市教育委員会では2006年度から順次発掘調査を進めておりますが、これまでに建物跡などが見つかり、今后の成果にさらなる期待がかけられております。
2008年11月
上ノ郷城跡を愛する会
〔2023年2月はつか訪問〕