羽島市歴史民俗資料館の展示に小紅のわたし(おべにのわたし)があった。
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長良川にゆいつのこる小紅わたし
〔岐阜市一日市場(ひといちば)~鏡島(かがしま)〕
- 小紅わたし(おべにわたし)は、江戸時代の1692年にさいしょに史実に登場する。
- 以后、長良川のかわしもにあった河渡わたし(ごうどわたし)が中山道のおもて街道として、小紅わたしがうら街道としてさかえとった。
- また、加納藩の支領北方(きたがた)、文殊(もんじゅ)旗本領への主要道であり、鏡島弘法(かがしまこうぼう/乙津寺(おっしんじ))へのちかみちとしてもたいへんにぎわっとった。
- かわはばは100メートルから12メートルで、現在このわたしは「岐阜県道173号文殊茶屋新田線」の一部として、岐阜県の委託をうけて岐阜市が運航しとる(料金は無料)。
〔2022年10月じゅうよっか、羽島市歴史民俗資料館を訪問〕