京都は琵琶湖疏水南禅寺ふなだまりのひがしに琵琶湖疏水記念館があって、ほこにペルトン式水車が展示してある。
ペルトン式水車
けあげ発電所の水車で、1897年には同型のものが20台あり、1912年までつかわれました。うちすくなくとも6台はアメリカサンフランシスコのペルトン社の設計、製造で、のこりはにほんで製造しました。
直径2.4メートル、出力90キロワットで、むこうのはずみぐるまにベルトをかけて発電機をまわし、ノズルを上下させて回転数を調節しました。
この形式の水車は、高落差用として現在でも黒部第4発電所などでつかわれております。
〔2021年11月21日訪問〕
(さんこう)