鎌倉幕府をひらいた源頼朝は名古屋うまれだった。頼朝の正室が、熱田大宮司藤原季範のむすめだって、さとがえりしてうんだのが頼朝だった。ほのばしょは、名古屋熱田区の伏見どおりにめんしたとこで、いまは誓願寺っててらになっとって、山門わきの説明がきにつぎのとおりかいてある。
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源頼朝出生地
この地は平安時代末期、熱田大宮司藤原氏の別邸があったところで、藤原季範(ふじわらのすえのり)のむすめ由良御前(ゆらごぜん)は、源義朝(みなもとのよしとも)の正室となり、みごもって1147年、熱田の実家にかえり、この別邸で頼朝をうんだといわれる。
1529年、別邸あとに、妙光尼日秀、よにいう善光上人により誓願寺がたてられた。妙光山と号し、西山浄土宗のてらで、本尊は木像阿弥陀如来座像である。
〔2021年7月22日訪問〕