東海道線は関ケ原と柏原のあいだ、今須に妙応寺(みょうおうじ)架道橋ってのがある。レンガづみのうつくしいアーチ橋で、銘板に「427K831M07|1954年12月18日完成」ってかいてある。「427K831M07」は東京からの里程にちがいない。関ケ原が423.8キロ、柏原が430.9キロだ。
妙応寺架道橋のすぐきたにあるのが妙応寺で、この架道橋が、みなみに東海道線と平行する中山道今須宿をむすんどる。また、東海道線のみなみにならんで国道がはしっとるけど、国道のほうはこんなりっぱな架道橋じゃない。
おてらのがわから、ひがしいきにいく貨物列車をみる。架道橋のむこう、つきあたりが中山道だ。