あんじょう城は二の丸にあがっていくいしだんをあがりかけたとこに、善恵坊(ぜんえぼう)のいしぶみがある。あんじょう合戦のおり、ひとり奮戦して織田の鉄砲隊にうたれてなくなった善恵坊をとむらうためにたてられたいしぶみだ。
善恵坊の碑 - 安祥城址公園(あんしょうじょうしこうえん)
1544年、松平勢(まつだいらぜい)がまもる安祥城を織田方(おだがた)がせめたとき、ひとり敵中にうってでて奮戦した安城村(あんじょうむら)の荒法師善恵坊を供養した碑です。石碑には、「善恵坊は全身に鉄砲玉を受け、あたかも蜂の巣の様だ。敵を睨み、倒れずに立ったまま死んだ」とかかれております。
〔2021年3月30日訪問〕