正面からみあげる。
旧井上家西洋館
- このたてもんは、明治時代初期に名古屋で開催された博覧会の迎賓館として建築されたってつたえられております。ほのあと、銀行として利用されたあと、1928年、故井上徳三郎氏が経営しとった井上農場の迎賓館として、現在の豊田市井上町に移築されました。ほいで、1989年、銀行として利用されとったすがたに復元し、このばしょに移築されました。
- たてもんの1階には、和風の連子格子(れんじごうし)のまど、2階ベランダには、西洋風の柱頭かざりのついたまるばしらや菱格子天井(ひしごうしてんじょう)があります。木造2階だて、建築面積33.38平方メートルの和洋折衷のたてもんで、明治時代の洋風建築物としては、豊田市内でゆいつのこっとるもんです。このたてもんは2000年にくにの登録文化財に登録されております。
- みどころ
- 玄関うえのかぶのかたちをしたまどわく
- かぶは縁起のいいたべもんっていわれ「かぶがあがる」っていうことばにもつうじております。
- 2階アーチがたのまどやガラス
- 明治時代のゆがみのあるガラスで、当時のふんいきをかんじることができます。
2階の一室。
〔2021年2月なのか訪問〕