桶狭間古戦場の『七石表』

2020.9.21 (34) 桶狭間古戦場 - 『七石表』 1500-2000

豊明の桶狭間古戦場に『七石表』がある。

2020.9.21 (35) 桶狭間古戦場 - 『七石表』説明がき 2000-1500

七石表(1号碑)

桶狭間のたたかいで今川義元の戦死したばしょをしめす、もっともふるいものである。

1771年尾張藩士人見弥右衛門黍(あつし)、赤林孫七郎信之によりたてられた。

きためん「今川上総介義元戦死所」、ひがしめん「桶峡七石表之一」、みなみめん「1771年辛卯12月18日造」ときざまれとる。

豊明市教育委員会

2020.9.21 (35-1) 桶狭間古戦場 - 『七石表』説明がき 1060-1280

「桶狭七石表」

  1. 1628年(戦后68年后)、斉藤徳元がかいた『関東下向道記』に江戸へむかう道中、「有松をでてみちより馬手(みなみ)にあたりてこだかき古塚あり・・・(中略)・・・義基(義元)たたかひまけてここにてはてたまひし古墳なり」とある。
  2. 1705年、天野信景がかいた『塩尻』のなかにえがかれとる、「桶狭間古戦場之図」の中央付近にななつのつかがえがかれとる。
  3. 1771年、人見弥右衛門黍がかいた『遊桶狭記』に「そのころの田楽狭間の古戦場はくらくさびしいところで、帰名后友人と相談し、古戦場にあるつかのうえに、石柱(七石表)をつくらせた」とある。

とよあけ桶狭間ガイドボランティア
豊明市観光協会
0562-92-8312

〔2020年9月21日訪問〕