2020年9月とおか、岡崎市美術館にいって、両枝書展(りょうししょてん)、涛流会書展(とうりゅうかいしょてん)、みつば会展っていうみっつの展覧会をみてきた。
両枝書展
杉浦燿竹さん『迷悟一如』。
迷悟一如(めいごいちにょ) - 朱雀会(しゅじゃくかい)杉浦燿竹(時男)
出典:仏語
意味:「迷悟」はまようこととさとること。「一如」はひとつになってわかれとらんこと。まよいとさとりは、本来同一のもんである。
作者のコメント:迷、悟の両文字がひじょうにむづかしく、まよいにまよったあげくうまくかけず、とてもさとりにはいたりませんでした。
鈴木鶴汀さん『凛としてさくはなのうつくしさ』。
凛としてさくはなのうつくしさ - 一木会(いちぼくかい)鈴木鶴汀(圭子)
出典:ゲーム「pop'n music」などに収録されとる紅色リトマスの楽曲より。
意味:楽曲のタイトルは「凛としてさくはなのごとく」ですが、書として「・・・さくはなのうつくしさ」へアレンジしました。凛としての意味は、りりしくひきしまって、ちからづよいさま。
作者のコメント:「凛」と「花」の文字をかきたくて、えらんだ結果の創作ことばになります。なかでも「花」に注目して、文字にインパクトをあたえてみました。
涛流会書展
塚本緑さん『ゆうやけこやけ』。
みつば会展
鈴木政子さん『ひととき』。
(さんこう)
- 岡崎市美術館にいってきた - 2020年9月とおか - あきひこゆめてつどう|2020/09/11
- きのう2020年9月とおか、しりあいのひとが作品をだしとるってきいて、岡崎美術館に書の展覧会をみにいってきた。ひるごはんに昭和なみせを発見したり、かえりに豊橋の豪雨によるダイヤのみだれのえいきょうをうけたりして、いってきた。
- 東北方向にちょこっとあるいて、岡崎警察署のうら、岡崎市美術館にとうちゃく。ちなみに岡崎市の区域には、この岡崎市美術館のほか、岡崎市美術博物館とおかざき世界子ども美術博物館があって、まぎらわしい。
- 展覧会は、2階でやっとる書の展覧会のほか、1階でやっとるえの展覧会もあって、りょうほうみていくことにする。
- えの作品で『ひととき』。バーのカウンターに、かたもあらわなあおい服をきたマダムが、ひだりてにあっかいえりまきをもったまま、みぎてにあおいのみもんのはいったワイングラスをもって、ひとりうしろむきにすわっとる。おとなな世界だ。
- 書の作品で『迷悟一如(めいごいちにょ)』。作者本人の解説に、「まよいにまよったあげくうまくかけんくて、とてもさとりにはいたらんかった」ってかいてある。おもしろい。
- 書の作品で『ゆうやけこやけ』。「ゆうやけこやけのあかとんぼ おわれてみたのはいつのひか」。ごぞんじの童謡『あかとんぼ』だ。なみだなくしてこのうたをきけるひとはおらん。
- 書の作品で『凛としてさくはなのうつくしさ』。いや~、漢字の「花」の字のうつくしいこと。
- ♪凛として咲く花の如く - ユーチューブ
- 凛として咲く花の如く
歌:紅色リトマス - 撫子ロック
- 凛として咲く花の如く
- 両枝書展
- 会期:2020年9月ここのか(すいようび)~13日(にちようび)
- 会場:岡崎市美術館2階第4展示室
- 出品:朱雀会=安形文子さん、燿竹さんら/一木会=池田五雲さん、鈴木鶴汀さんら
- 涛流会書展
- とき:2020年9月ここのか(すいようび)~13日(にちようび)
- ところ:岡崎市美術館2階第3展示室
- 出品:涛流会=浅野秋涛さん、塚本緑さんら
- みつば会展
- とき:2020年9月ようか(かようび)~13日(にちようび)
- ところ:岡崎市美術館1階第1展示室
- 出品:みつば会=江西登さん、鈴木政子さんら
- これからある展覧会のポスター
- 『岡崎城あと出土品展2』
- 『インド宮廷絵画展』
- 『岡崎城あと出土品展2』