終戦直后たてられたほこらの台座
1945年6月18日のアメリカ軍B29爆撃機100機による浜松大くうしゅうで、元城町東照宮(もとしろちょうとうしょうぐう)社殿および森林全焼するも、終戦当時の元城住民はちいさなほこらをもうけまして、うじがみさまとして奉斎(ほうさい)をつづけたのです。
このことが1950年6月からはじまった浜松土地区画整理事業の危機で、この東照宮の境内が換地として破壊されることがなく、2016年現在500年まえの引間城跡(ひきまじょうせき)として、にほん遺産候補になれましたのも、この台座のおかげです。
氏子兼子義男(かねこよしお)記
〔2020年6月よっか訪問〕