東浅井の社宮司社の由緒がき - 2020年4月27日

2020.4.27 (3) 東浅井の社宮司社 - 由緒がき 2080-1890

東浅井(ひがしあざい)の社宮司社(しゃぐうじしゃ)の由緒がきに、こうかいてある。

御由緒

鎮座地:西尾市浅井町(ひがしあざいちょう)堤内(ていない)27番地

御祭神:高皇産霊神(たかみむすびのかみ)

神皇産霊神(かみむすびのかみ)

建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)

猿田彦神(さるたひこのかみ)

創立年月不詳

この地は、太古の昔には朝日が輝く山ということから山を浅香山、その里を阿佐賀皆とか朝伊とも言われておりました。

古書によれば、阿佐皆には神代に猿田彦、猿田女がみそぎを行った所があったとされております。また古語風土記、古事風土記によれば朝位社、阿佐賀井神社、朝井猿田彦社との記録もあり、朝伊に猿田彦神を祭る地があり、朝伊をもって郷名にしたとあります。

浅香山には、天宇豆売命(あめのうずめのみこと)の教えによって無類の清水の湧き出る世継井があり、その湧き出る水により美田が開かれ、いつの頃からか、その御神徳を奉って社宮司社をあがめ祭ったと言われております。

合祀社:津島社

境内社:稲荷社〔御祭神:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)〕

なお、稲荷社は、1883年3月に五砂山頂から本社境内に移転したもの。

1988年10月吉日

〔2020年4月27日訪問〕