2019年10月31日、東海道をひがしからにしにあるいて、宮宿のなかでT字につきあたってひだりにまがるとこにみちしるべを発見。みちしるべはこのT字交差点の東北かどにたっとった。
みちしるべ
ここ熱田伝馬町のにしはしは、江戸時代、東海道と美濃路または佐屋路の分岐点で、重要な地点であった。このみちしるべは、1790年の建立当時より三差路東南すみにあったが、2015年に現在の地に移設した。四面には、つぎのようにきざまれとる。
ひがし=きた:さやつしまみち(佐屋津島道)/きた:みのち(美濃路)
みなみ=寛政二庚戌(かのえいぬ)年(1790年)
にし=ひがし:江戸かいどう(街道)/きた:なこやきそみち(名古屋木曽道)
きた=みなみ:京いせ(伊勢)七里のわたし/これよりきたあつた(熱田)御本社二丁
なお、この三差路の東北すみには、これより32年まえに建立されたみちしるべがあった。表示は、「京いせ七里のわたし」以外はこれとおんなじである。戦災で破損したけど復元され、10メートルほどひがしがわにある。
名古屋市教育委員会
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なるほど、「このT字交差点からひがしとみなみが東海道。みなみは七里のわたしにつながる。このT字交差点からきたは美濃路と佐屋路。きたに200メートルいったとこには熱田神宮がある」ってかいてある。