篭田総門かど常夜灯

2019年8月31日、篭田公園のきたがわに篭田総門かど常夜灯があるのをかくにん。

2019.8.31 (13) 篭田総門かど常夜灯 1680-1500
2019.8.31 (14) 篭田総門かど常夜灯 - 由来記 1670-1020
篭田総門かど常夜灯由来記
1590年、徳川家康の関東移封(いほう)により、田中吉政岡崎城整備をはかる。1601年、伝馬の制定により東海道の往来もはげしくしだいに殷賑(いんしん)をきわめるようになり、1670年、篭田総門がもうけられる。ときは徳川泰平のよにうつり、まちなみはさらに整備され、町内たびびとのため要所に常夜灯が建立された。
この常夜灯は1798年岡崎城下3番めのもんとして石工、七左衛門作により篭田総門付近に建立され町内とたびびと往来安全のともしびとして、市井のひとびとに愛されあたたかく守護されつづけてきたもんである。
大正時代旧市役所(いまの電報電話局)きたがわに移転し、さいわいにも1945年7月はつかみ名の岡崎くうしゅうの災禍をまぬがれ、1950年、戦災復興事業により整備された篭田公園の一角に再移転、さらに1981年4月、篭田公園地下駐車場の新設によりよそおいもあらたにこの地に再建された。城下町交通の遺物としてここに后世のため、ほの経緯をしるすもんである。
1981年11月吉日
篭田町有志一同

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なるほど、こんなでっかい常夜灯が街路灯のやくめをはたしとっただ。もともと篭田総門のとこにあったもんが、3回の移転をへて、いま篭田公園のきたがわにあるだ。


(さんこう)