起宿の大明神社

2019年5月27日、起宿(おこしじゅく)は大明神社(だいみょうじんじゃ)におまいりした。ばしょは宮河戸(みやごうど)あとのいしぶみのすぐした。

2019.5.27 (52) 起 - 大明神社 2000-1500

つまいりの拝殿が新鮮だ。由緒がきはつぎのとおりで、祭神(さいじん)はあめのこやねのみことだった。

2019.5.27 (53) 起 - 大明神社由緒がき 1980-1500
大明神社(だいみょうじんじゃ)
社格:8等級(旧郷社)
鎮座地:一宮市起字堤町138
祭神:あめのこやねのみこと(天児屋根命)=国家安泰、学業成就、出世開運のかみさまである
神紋:さがりふじ
神事:例祭(10月19日)、新嘗祭、祈念祭、茅輪神事(ちのわしんじ)、ほか
主要たてもん:本殿(流造)2.0つぼ、祭文殿4.0つぼ、渡殿4.0つぼ、拝殿6.6つぼ、手水舎5.0つぼ
境内地:794.0つぼ
境内社:大福稲荷社(祭神=うかのみたまのかみ(倉稲魂神))、秋葉社(祭神=かぐつちのみこと(軻遇突知命))、市神社(祭神=おおちひめのかみ(大市姫神))、山神社(祭神=おおやまつみのかみ(大山祇神))
境外社:金刀比羅社(祭神=おおものぬしのかみ(大物主命))、水天宮社(祭神=安徳天皇神)、神明社(祭神=あまてらすすめおおかみ(天照皇大神))
由緒
この神社は旧中山道垂井宿から東海道熱田宿にいたる「美濃路」の尾張のさいしょのしゅくばであった「起宿」にある。社伝によると創建はあきらかじゃないけど、室町時代初期の尾張国守護斯波義重(しばよししげ)が社殿を造営され、4代尾張藩徳川吉通(とくがわよしみち)が社殿を寄進したってされる。
境内巨樹にとみ、ことに社前におおすぎがあったってされ関が原合戦のさい、福島正則のうまつなぎのすぎってつたえられ有名だった。また、社頭の木曽川は宮河戸って称し、里民もっぱら清浄につとめ神罰をおそれるなど、すこぶる由緒のふかいものがある。1911年12月、神饌幣帛料供進(しんせんへいはくりょうきょうしん)指定社に列し、1927年10月、郷社に列格。
※ むなふだに1604年*1 甲辰(きのえたつ)*2 起村中ってある(むだふだは11枚ある)。
※ 境内には「起のおおいちょう」、「起のやまがき」のふたつの愛知県指定の天然記念物がある。


*1:まちがって「一六1四年」ってかいてある

*2:まちがって「申辰」ってかいてある