2019年8月31日、岡崎城の篭田総門のあとをみにいったついでに、岡崎城下27まがりの「へ」のみちしるべのとなりに明治のみちしるべを発見した。
ひがし面は、ひだりむきにみなみをゆびさすえのしたに「きらみち」。吉良につながるみちっていう意味だっておもう。
きた面は、みぎむきににしをゆびさすえのしたに「西京いせ道」。西京は京都のことで、東海道を京都方面にいけるとともに、伊勢につながるみちにもいけるっていう意味だっておもう。
にし面は、ひだりむきにきたをゆびさすえのしたに「東京みち」。東海道を東京方面にいけるっていう意味だ。きたをゆびさしとるのがおかしいっておもうかもしれんけど、東海道は岡崎城下で27まがりになっとって、この交差点からはいったんきたにちょこっといってからひがしにむかうだ。
みなみ面は「明治二己巳(つちのとみ)年十二月建之(これをたてる)」ってかいてある。1869年にこのみちしるべをたてただ。
◇ ◇
(さんこう)